適性検査から早いもので2週間経ってしまったが、やっと一時間目の教習を受けることができた。いやはや、これは大変だぞ…w
教習前のルーチン
教習前に毎回やることがいろいろとあるので忘備録がわりにまとめておく。当然のことながらこれは自動車学校によってぜんぜん違うと思うので参考まで。
教習簿受け取り
学校についたらまずカードを受付機に通す。
すると事務の方が教習簿を出してくれるのでそれを受け取る。
配車券の発行
教習簿を受け取ったら、カードを隣の受付機に通して今度は配車券を発行する。コレは教習簿のファイルに挟んでおく。
受付
教習簿と配車券を受け取ったら、コース脇にある自動二輪教習のプレハブまで行き、教習簿と運転免許証を教官に提示する。今回は前回受けた適性検査の結果も返ってきた。うんうん、気をつけます…。
プロテクターなどを装着
プロテクターを装着。胸と背中と肩のプロテクターが一体になったもの、肘から前腕にかけてを保護するもの、そして膝を保護するものの三種類ある。どれもわりとくたくたになっているのが二輪の教習の過酷さを物語っているように思えてちょっと戦慄するw
そして、プロテクターの上から教官から指定される色のビブを着用。今回は緑だった。あと、持参したヘルメットとグローブ、ブーツを履いて準備完了!
そして教習開始
さてさて、やっと教習開始だ。
私の他に数名の教習生がいたのだが、私と同じ色のビブがもうひとり。どうやらこの人も今回が初回のようだ。教官に案内されてバイクのもとへ。HONDAのCB400が置いてあって、一気に緊張感が高まる…。
ハンドルの手前にスピーカーが付いていて、教官の声がここからそこそこ大きく聞こえてくる。ヘルメットかぶってるし常に近くにいるわけじゃないもんね。
まずは押して歩く
まずはハンドルを握って、バイクを立ててみましょうー。
って、わーやっぱり200kgは重いなー。バランスを取るのもまだ慣れないせいかちょっとむずかしい感じがあるけれどこれは回を重ねれば慣れていくんじゃないかな。
サイドスタンドを畳んで、またがってみましょうー。
バイクを支えながらまたがるのもまだちょっと不安定な感じ。またがろうと脚を上げるとバランスを崩す感じ。こらえたけど。
いったん降りて、ハンドル押してついてきてくださーい。
よいしょ、いや、重いわw
前にいるもうひとりの方と一緒によちよちと歩いてコースの内側にある一段低くなっているスペースに移動。ここまででけっこう汗かいた…。
センタースタンドを立てる
じゃあ、センタースタンドを立てましょうー。
サイドスタンドはバイクを立てたまま出すだけでいいけど、センタースタンドは後輪を浮かせるのでバイクを持ち上げる必要がある。いや、200kgよ?
スタンドを地面に当たるところまで下ろして、足で踏みながらシートのベルトを持って引き上げれば立てられますからー。
って、教官は簡単に言うけれど、これがなかなか難しい。
何度かチャレンジするもののあまりうまくいかず、教官の手助けもらってやっと立てられた。先が思いやられるなあw
操作説明
センタースタンドを立てたらバイクに跨って乗車姿勢のチェックとバイクの操作説明。
知識としてどこにどういう物がついているかは知ってはいたものの、実際に触ってみると操作のイメージがやっとできる感じ。いやあ、みんなこんなややこしいもの操作しながらバイク乗ってるのか…。自動車とはえらい違うな…。
ギアチェンジの練習
センタースタンドを立てて後輪が浮いたまま、いよいよエンジンをかけてギアチェンジの練習。セルを回してエンジンがかかると一気にバイクに乗るんだって実感が湧くね。
それにしてもぜんぜん納得いかないのが、一速にいれるのは下に踏むのに、二速以降はつま先で上げるのはなんでだ。ニュートラルが一番下のほうがいいんじゃないのか。
とか余計なことを考えながら練習していく。これも知識としては操作方法はいろいろ読んで把握していたけれど、実際にやってみると難しいなあ。クラッチを握る左手がけっこう疲れるし。
倒して起こす
で、いったん降りて「倒してみましょうかー」だって。きた、きたよ、バイク起こすやつ。
これがね、ぜんぜん起こせない。ハンドルと後ろのエンジンガードを掴んで、胸をバイクにおしあてる感じで起こすといいですよーって教えてもらったけどだいぶ難しかったな。
やっとの思いで起こせたけど、またできる自信がないよ…w
緊張の発進
そしてそして、やって参りました。ついにギアを一速に入れてクラッチを繋いで後輪に動力を伝えるコーナーが。はじめてエンジンの動力でバイクを動かす瞬間が。
これがねなんかめっちゃ怖い。理屈はわかってる、アクセルを吹かさずにゆっくり一速でクラッチ繋げばそれほどスピードが出るわけじゃないのもわかってる。でも怖いよね。
一速に入れてゆっくり左手を脱力していく。わりとすぐクラッチ繋がりはじめるのね。おお、動く。こいつ、動くぞ。あっさりエンストもせずに発進できたんだけど、怖いのは止まるときだって先に教えておいてくれよって思ったね。バランスとりながら右足の後輪ブレーキを踏むんだけど、ついつい自転車の操作の癖が出てしまって右手の前輪ブレーキをぐっと引いちゃうんだよな。とにかく左側に傾けつつ後輪ブレーキで減速しながら止まるんだ。まだできないけど。
いやあコレはたいへんだぞwww
初教習を終えての感想は、とにかくこれはたいへんだ、ということだ。
慣れが必要な要素がたくさんある。これはたぶん自動車のときもそうだったんだろうけど、もう当時のことなんか忘れてしまっているので、なかなか新鮮な気分になる。
これから回数を重ねていけばそれなりに慣れて行くんじゃないかって希望は見いだせたような気がするので、次回以降の教習がちょっと楽しみになってきた。まだ怖いけどw