7時間目、一本橋との飽くなき抗争の日々

前回の教習で壁にぶち当たった一本橋

はたしてできるようになるものだろうか。不安いっぱいで迎えた7時間目。

試練の7時間目

前回まるっきりできる気がしなかった一本橋

なにしろ乗れて1メートルとかそんなもん。ゆっくり進むのがこんなにも難しいものだとは思わなかったよー。

クラッチ操作を左手でやるというのがいまだに感覚つかめていないのと、自転車と同じようなバランスのとり方をしてしまっているのが原因なのかなーと素人考えをしながら、わかりやすく落ち込んでいた。

動画見まくり

6時間目を終えてから自宅でなにをしていたかというと、とにかくYouTubeに転がっている教習動画を見まくっていた。基本的にどの動画でも似たようなことを言っていて新しい発見はそれほどないのだが、異口同音に

  • 幅30cm、長さ15mの平均台を7秒以上かけて渡るだけだ。
  • しっかり前を見る
  • アクセルは使わなくてもアイドリングの速度で7秒以上になるので焦らなくていい
  • ニーグリップを意識して
  • 背筋は真っ直ぐに
  • 身体でバランスを取ろうとせずにハンドル操作でバランスをとりましょう

って、前回の教習で教員さんに言われたことが繰り返し出てくる。うん、わかった、わかったけど、難しいよw

でもむしろほかのことは考えなくてよいのだ。がんばろう。

私は一本橋専攻

そして迎えた7時間目。同時に教習を受ける教習生は私の他にもうひとり。軽く周回して一本橋へ向かう。

もうひとりの方はあっさり成功。私はといえば、やっぱりすぐに落ちてしまう。ここでもうひとりの方はクランクへ。私はそのまま一本橋で居残りだ。

ただひたすらに一本橋を黙々と繰り返す修業の日々。ときおり時計をみるのだけど、漫画「ドラゴンボール」に出てくる精神と時の部屋に入り込んだかのように時間が進んでないw

とにかく繰り返す

バイクに取り付けられたスピーカーからはもう一人の教習生向けに指導する音声が流れてくるのを聞きながら一本橋を繰り返すのはなかなかの苦行だ。でも繰り返すうちにだんだん自分なりに失敗の原因を分析するようになってきた。

  1. まず、一本橋の前に来た途端に高まる緊張感で発進がそもそもスムーズではなくなっている。なので、そもそも乗りはじめですでにバランスが崩れてしまう。
  2. また、うまく乗れていても、最初のうちは遠くを見れていてもだんだんと視線が近くを見るようになってしまっている。
  3. あいかわらずクラッチ操作が大雑把で半クラをうまく使いながらゆっくり進めていない。

うん、まだまだ意識しなきゃいけないことが多すぎて、全部同時にできないよ…w

すこしづつ乗れる距離が伸びてきた

後半になると教員さんもこちらについてくれて、いろいろアドバイスや激励w を受けながらさらに繰り返していく。徐々に落ち着きを取り戻してはきたものの、まだまだぎこちない。

で、一本橋での失敗で動揺してか、バイクの教習を受けはじめてはじめてコース内でバイクをこかしてしまった。うわああああ。と、パニックになるかと思いきや、わりと冷静に

  1. スタンド立てて
  2. ハンドルと後部の安全バーを掴んで
  3. 胸を押し当てるように起こしていく

っていう一時間目に習ったことがスムーズにできて、あっさり起こせた。これは素直に嬉しい。今日のメインディッシュは一本橋なんだけど、できたことは素直に喜びたい。そうじゃないとやってられないw

だが、肝心の一本橋は徐々に乗れる距離は伸びてきたものの、いまだに一回も成功していない。卒検でも落ちたら終わりなので、とにかく成功確率をあげておかないといけないのになー。しかし焦っても成功するわけではないので、苦手種目としてじっくり取り組むことにしよう。

なかなかスムーズにはいかなさそうだ

一時間みっちり練習しても上達のスピードが思うように上がらないのは凹むなあ。教員さんからは今日も「暗いと失敗する方は多いですよ」などと前回と同じようにフォローしていただいたけどw

そして、次回のスケジュールを確認されて、「ちょっと次回の教習で今後の相談しましょうかー」って、うわあ、やっぱりそうよね。補習になるよねえ。とうぜん覚悟はしていたのだけれど、スムーズにトントントーンと終われることはなさそうだな。ひたすらにコツコツと練習して、技術を身につけていくしかない。

願わくば、苦手種目がこれ以上増えませんように…。